練習試合(02年11月30日)
1回戦 10:50キックオフ |
学年 |
4年生 |
対戦相手 |
宇山 |
藤阪 |
日時 |
11月30日 |
前半 |
1−1 |
場所 |
牧野高 |
後半 |
5−0 |
天気 |
曇り |
TOTAL |
6−1 |
Wood:ご父兄の希望もあって、今日から4年生チームにキャプテンを置くことにしました。朝一番、集合してすぐにキャプテン1名と副キャプテン3人を発表しました。これで、チームのまとまりがさらに深まればと思います。
さて今日は、右サイドのアタッカーが捻挫で出場できず、攻撃面では飛車抜きの戦いになりました。また、CFが腹痛で病院に行って遅れてきたので、1試合目の前半は出ることが出来ませんでした。1試合目は、西長尾のBチームの藤阪が相手です。前半、優位に進めますが、なかなか得点を取ることが出来ません。後半、CFを投入して、攻撃にリズムが生まれ、得点を重ねることが出来ました。おかげで、控えの選手も何人か出場させることが出来ました。
問題は、2試合目(準決勝)です。相手は、西長尾。今春の新人戦では、1回戦でPK戦の末敗れ、サマーフェスティバルでは決勝で0-3で負けた相手です。実力的にも上の相手に、飛車抜きで挑まなければなりません。しかしこの試合は、全員が本当に全力を出し切って戦った結果、なんと勝利することが出来ました。相手の攻撃に厚みが足りなかったことに助けられた感もありますが、粘り強いディフェンスと前線での積極的なチェイシングが非常に効果的だったと思います。GKのファインセーブもあり、久しぶりに会心の出来だったと思います。しかし、試合は西長尾ペースで、苦しい展開でした。それだけに、勝利できたことは奇跡に近い感じがしますが、勝ってリベンジを果たしたいという強い気持ちが結果に現れたのでしょうか? この試合に関しては、手放しで子供たちを誉めてやりたいと思います。お母さん方も、感動されたのか、涙を流している方もいらっしゃいました。
決勝は、準決勝で疲れてしまったのか、非常に動きが悪く、思うような展開に持ちこめません。デフェンスの裏を狙う高ノ台の攻撃陣に対し、中盤のチェックが甘く、パスの出所を抑えられないことと、相手フォワードに対するマークが甘いために、危ないシーンが多く見られました。先制点も、そんな中、喫してしまいました。先制点を奪われた後も、疲れのせいか、動きに精彩を欠き、攻撃の主導権が奪えない状況が続きます。なんとかコーナーキックを押し込んで前半で同点に追いつきましたが、後半が心配です。後半も、中盤のボールキープは相手の方が高く、粘り強いディフェンスで何とか失点を防いでいます。そんな中、カウンターからゴール前にうまく抜け出した選手がゴールを決め、逆転しました。それから時間がたつのが長く感じましたが、やっと、ホイッスルが鳴り、試合終了。優勝できました。
今日は、ご父兄の皆様の大きな声援の中、ホームの利を生かして優勝することが出来ました。ご父兄の皆様、有難うございました。
準決勝 13:20キックオフ |
学年 |
4年生 |
対戦相手 |
宇山 |
西長尾 |
日時 |
11月30日 |
前半 |
0−0 |
場所 |
牧野高 |
後半 |
1−0 |
天気 |
曇り |
TOTAL |
1−0 |
決勝 15:00キックオフ |
学年 |
4年生 |
対戦相手 |
宇山 |
高ノ台 |
日時 |
11月30日 |
前半 |
1−1 |
場所 |
牧野高 |
後半 |
1−0 |
天気 |
曇り |
TOTAL |
2−1 |
Wood:(反省点)優勝は出来ましたが、今日の試合を通じて感じたのは、中盤でのゲームの組み立てが出来ていないという点です。これまで練習は、ドリブル中心で行ってきましたが、もう少しパス回しの練習をする必要があると思いました。実は今日は、中盤で横パスをつなぐ間にサイドを走らせて、そこにスルーパスを出すように指示していましたが、練習でそのようなことをやっていないので、なかなか出来ていませんでした。中盤でのプレーの課題は、以下の通り。
@ボールをキープしている味方へのサポート意識の強化
Aサポートする場合、パスをもらいやすいように、あまり近づきすぎない。
Bパスをもらうために、しっかり声をかける。
C横パスを受けた後に、サイドへのスルーパス、またはトップ(ポスト)へのパスを通す。
今は、中盤がうまく機能していないために、前線に大きく蹴り出して、そこにFWが走っていくというプレーが多いですが、デフェンスがうまいチームであれば通用しません。前線へのパスも、もっとつなぐ意識が必要です。そのためには、中盤でフリーでボールを受けて、前線へのパスを余裕を持って出せることが必要です。中盤でもっとパスを回した(横のショートパスをつないだ)後、前線へパスを送るようにしましょう。また中盤では、ボールを受けたあとムリに前を向こうとしすぎて、相手にボールを奪われるプレーが目立ちます。まずはボールを奪われないために、ムリして前を向かず、フリーな味方の横パス,バックパスを行うようにしましょう。